社内プレゼンで話すときに、考えること
- Mirai Fukuoka
- 7 日前
- 読了時間: 4分
更新日:1 日前
社内でプレゼンしてと言われたり、資料を説明してと言われることはよくあることです。
プレゼンという言葉はなくとも、自分以外の人やグループに説明する機会というのは、
組織人であれば、誰にでもあることですね。

みなさんが所属する組織の多くは、プレゼンの能力はビジネスの素養であると考えていて、
場数を踏ませてトレーニングをするべきというのが一般論です。
トレーニング目的で、あえて、説明させる場を設けていることが多いです。
若手社員にとっても、社内で説明機会を増やすことで、社外にいる顧客に説明する際の準備としても適切です。
一方、このプレゼンが苦手だったり、不得手という方も多いですよね。
社内プレゼンでわかりやすく伝えるためのテクニック
社内プレゼンでわかりやすく伝えるためのテクニックには、
以下の6点があります。
が、全てを反映するのは難しい面もあります。(その理由は、この後に述べます。)
1. 結論から話す(PREP法)
最初に「結論」を伝え、その後に理由や具体例を述べると、聴衆が話の全体像をつかみやすくなります。日本語の文法は、そのようになっていないので、ここは勇気を持って結論を1番に述べましょう。
例:「本日は新しい業務フローの導入を提案します。(結論)理由は、作業効率の向上とミスの削減が期待できるからです。(理由)」
2. 易しい(やさしい)言葉やシンプルな言葉を使う
難しい言葉は不要です。
むしろ専門用語や難しい表現は避け、誰でも理解できる言葉を選びましょう。
難しい言葉や専門用語をちゃんと理解しているか、上司・先輩は、そのことに耳を傾けている可能性もあります。
分かったフリをしていないか、嘘を言っていないかということです。
例:「効率化」→「時間を短縮する」「手間を減らす」「手数を減じる」
3. 一文を短く話す。
一文が長いと何を言っているのかわかりません。
聴き手は理解できないかあなたの主張に追いつくのに必死で、発表中にストレスを与え続けているかもしれません。
理解を得やすくするためにも、文章は、短く区切り、間を取って話しましょう。
例:「大事なことは3つありますが、それぞれが相互に関係しあっているため、留意が必要であり、その内容についてこの後説明します。」
→「大事なことは3つあります。それは○○と○○と○○です。ただし、それぞれが相互に関係しあっていることがあります。そのために必要な留意事項について、この後説明します。」
4. 要点を絞る
情報が多すぎると伝わりません。
伝えたいポイントは、多くても3つ程度にまとめると印象に残りやすいです。
5. 図や例を活用する
スライドや資料で図や具体例を示すと、イメージしやすくなります。
よく見る資料として、文章で具体的に記載してあるものの、図や例を見れば、読まずとも分かるケースがあります。
図や具体例は、自分で作っても、アシスタント(サポートのアルバイトさん)に作ってもらってもいいですね。
6. 聴衆の反応を見ながら話す
参加者のうなずきや表情を確認しましょう。
運よくうなづいている人が入れば、確実に心に響いています。
一方、トレーニングのためと睨みを聞かせていたり、高圧的な人がいても気にしないで。理解が進んでいない様子なら、言い換えや補足を少しでいいので加えましょう。
一生懸命やっている自分を、自分自身が見捨てないように。
以上の6点を、自分が作成する資料に確実に実装できれば、そのプレゼンは半分以上の確率で大成功です。
しかし、この6つの基準は、主観的に異なっているため、自分1人で備え切ることは難しいかもしれません。
良い資料を1人で作り切るのは限界がある
第3者の目が必要です。
さらに、資料そのものを、わかりやすく作りかえる必要があるかもしれません。
そのような時は、こちらに相談ください。もし、あなたが困っていれば、できるだけお手伝いします。
スタバやスイーツ、ビールを1杯我慢できるなら、納得のいく資料作りをコンプリートできると思います。
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