top of page

資料の構成・ストーリーは如何に作るか。

人ぞれぞれ職場が違うので、一概にこうしたらいいというものはありません。

が、資料作成において共通する事項というものは、実は結構多くあります。

万人に受ける、無難な資料というものは、実は否定しにくいものです。


いま動く
いま動く

その方法を、この後示します。

もし、あなたが大急ぎで作らなければいけない場合、慌てずに次のフォームを使って

内容を教えてください。

相談に乗ることはできると思います。


考え方1

「アフリカにおける経済見通し」について、資料を作ってと言われた場合、考えられる章の構成は、次のような感じです。


第1章:アフリカの経済状況

アフリカ全体の経済概況や最新データを紹介します。 タイトルとしては「はじめに」として、サブタイトルに「アフリカの経済状況」とするのもいいでしょう。ここが背景と目的の部分です。


第2章:アフリカの経済見通し

その後に、現在から将来の話をするのが分かりやすいです。

将来の経済展望や予測を分析する場合は、アフリカの経済見通しで良いですね。

成長の可能性と課題を分析する場合は、アフリカの経済成長の可能性としても

興味が湧きます。


第3章:経済成長を支える要因

人口動態、技術革新、資源など、成長を促す要素を解説します。

いわゆる、主張のエビデンスです。

経済成長を支える要因や根拠を、複数(3個程度)挙げられたら、説得性が高まります。


第4章:経済リスクと課題

ここまで来たら、上司や先輩は、あなたの主張を固唾を飲んで見守っているか、引き込まれている可能性が高いです。この事業(例では、アフリカでの事業)をやってもいいかも、と思う人も出てくると思います。

この先は、リスク(リスク=それが起こる確率と被害額の掛け算)についても伝えましょう。つまり、この事業は、ノーリスクではないということも併せて伝えることが、相手への優しさだからです。

具体的には、政治的不安定、インフラ不足、貧困などのリスクや課題を整理します。


第5章:今後の展望と戦略

ここからはまとめです。自分の主張も交えて走り抜けましょう。

具体的には、この事業を組織としてどうしたら良いか、上司が判断できるような知見や考察を入れると良いでしょう。

つまり、今後の展望と戦略を述べるのです。

この時、あなたの考えた結果や導いた結論が、上司と一致しなくても構いません。

あなたが必死に考えたものであれば、むしろ議論ができるので、忖度抜きで伝えても良いでしょう。

組織があなたの発表を受けて、ヒントや根拠、判断の基礎資料とできるような、そんな結論を出せるとベターです。

この例の場合、成長が期待される分野や投資戦略、今後の方向性をまとめます。


もう一つ。

「日本の教育現場の問題と課題」についてであれば次のような構成が考えられます。

アフリカの例と基本は同じですが、皆さんが抱えているテーマやお題は多岐にわたるため、必ずしもこのテンプレートに当てはまらないものが多いのも事実です。

それらの点を踏まえ、個別にアドバイスしたいと思います。


第1章:日本の教育現場における問題の現状分析

教育制度やカリキュラム、生徒・教師間の関係性など、現場で顕在化している主な問題を整理します。


第2章:教育改革への課題と展望

現状の課題に対する解決策や、今後の教育改革の方向性について考察します。


第3章:資料作成支援の重要性と方法

教育現場での資料作成の意義や、効果的な資料作成のポイント・方法を紹介します。


第4章:プレゼンテーション技術の向上に向けて

プレゼンテーションスキルの重要性や、教育現場での活用方法について解説します。


第5章:教育現場の未来への展望

テクノロジーの活用や教育手法の革新など、今後の教育現場の在り方や持続可能な教育環境について提言します。


以上です。いかがだったでしょうか。

業界や職種ごとに歴史と慣習があります。

その辺りを私も踏まえたいと思いますので、悩んでいる方がいれば、ぜひ相談してください。


 
 
 

Commentaires


bottom of page